ハウスシック対策、耐久性と耐震性の向上、バリアフリー設計に力を入れる稲垣建築事務所。大手ハウスメーカーにはできないきめ細かな対応と高い設計提案力で、施主の思いをかたちにしてきた実績がある。

このほど長岡市稲保ニュータウンに完成したK邸は、施主様に対する綿密なヒアリングで作り上げた自信作である。外回りは、施主夫人の意見を尊重。「ガーデニングが楽しめる庭と、庭と一体化した外観。室内にいても外の気配を感じられるように」という要望が見事に実現。広いウッドデッキはアウトドアリビングとしても活躍しそうだ。



室内はカジュアルでシンプルに。家族の団らんを重視し、みんなが集まる広いリビングルーム上部を吹き抜けにし、家族の息遣いを感じることができる。家のどこでも寝転べるよう、床暖房を施工。床や壁には無垢の天然木をふんだんに用いている。アンモナイトやシダの化石が入ったジュラストーンはスペインから取り寄せアプローチに、玄関からつながるセカンドリビングの床はテラコッタ(素焼き)タイルを用いている。さらにロビーには国内産杉の八寸柱を大黒柱として使い、住まいの格式を高めた。「家族の思いをかたちにすることができ感激」という施主様の声が、稲垣建築事務所の企画力・設計力・施工力を物語っている。