今回はこれから家づくりを楽しまれる方のために床の話を。石やタイルを除けば住宅に使われる床材は大きく分けて3種類あります。

1. 無垢のフローリング。一般に単層フローリングと呼ばれます。
2. 合板(ベニヤ)の上に木を薄くスライスした物(3mm〜0.5mm)を張った複合フローリング。
3. ビニール系の床材(クッションフロア等)。  

 上記の3種類がさらに細かく分かれて膨大な量の床の種類があります。今回は「無垢のフローリング」にスポットを当てますが、無垢のフローリングだけで膨大な種類がありますので、ここでは私個人の好みでご紹介します。

針葉樹の多くは足触りが暖かく、とても優しい材料です。そのかわり材自体も柔らかいので傷付きやすく、スプーンを落としただけでへこむなんてこともあり得ますのでご覚悟を。

くるいは比較的少なく、耐水性にも良いので水回りにも使用できます。
耐水性に劣るので水回りには不向きです。厚さ3cm程の物を2階の床に張り、その裏側を1階の天井として見せる事を「踏み天井」と言います。コスト削減にはなりますが、上下階の音の問題はいかんともしがたいのでご注意を。


一番多いのがレッドパインと呼ばれる欧州赤松です。節のないものもありますが、節があった方がパインっぽい表情がでます。
長岡周辺の松は松食い虫にやられて立派な赤松を見ることは少ないのですが、長野県の信州赤松、福島の赤松はまだまだ豊富にあります。
パインと同じ「赤松」という名前ですがその表情はかなり違います。
国産針葉樹の中では最も硬いと言われています。

広葉樹の多くは比較的硬く、傷も付きにくいものです。けれどその分、暖かさも失われます。中には桐のような柔らかい木もありますが、爪を立てただけでへこんでしまいます。その代わり、とっても暖かいですけどね。

現在、桜と称する床材は山ほどありますが、その80%、いや95%は木の表面 の木目や色が桜に似ているというだけで国産の山桜とはまったく違います。流通 しているものの多くは中国産の「西南カバ」という木です。
国産のブナの他にヨーロピアンビーチという北欧のブナもあります。桜と違って、国産と北欧産ではほとんど区別 がつきません。硬く、均質で薄いピンク色がきれいな木です。私個人は一番好きなフローリングです。

国産広葉樹の中で最高級材です。かなり乾燥に時間をかけたものでないと信じられないくらいくるいますが、和風の邸宅にこそふさわしい材です。
個人的にはブナと並んで好きですが、国産のカバの流通 量は極めて少なく、桜と同じくカバと称するフローリングのほとんどは中国産の西南カバです。西南カバの白い部分を「カバ」、赤身が多い部分を「桜」と呼んでいるようですが国産のカバと西南カバでは全く表情が違います。
高価ですがイチオシ。北アメリカのクルミの木です。硬く、びくともしない重厚さがあり、オイルで仕上げた時のラフな感じは他の木では出せないと言って良いほど独特の味があります。
硬く、衝撃に強く癖のない色合いが優しい木です。アメリカのプロバスケットボールリーグNBAのバスケットコートの床のほとんどはメープルです。色が白いほど高級材と言われています。

広葉樹の多くは比較的硬く、傷も付きにくいものです。けれどその分、暖かさも失われます。中には桐のような柔らかい木もありますが、爪を立てただけでへこんでしまいます。その代わり、とっても暖かいですけどね。

水に弱い木もありますので。
傷付きやすいのをご承知いただければ針葉樹のほうが暖かいです。
無節のほうが高価です。けれど節も味わいがあっていいですよ。
白っぽい、赤っぽい、黒っぽい、色は様々です。
そして
樹種や節の具合などによりかなり安い無垢材もあります。
この5点をポイントに選んでみてください。


私共の新しい事務所が長岡市古正寺、ジャスコ様のそばにできあがります。
上に書いた樹種をはじめ、数十種類の無垢のフローリングをある程度の広さでご覧いただけますので、ぜひ一度遊びに来てください。
もちろん、家づくりの予定のない方も大歓迎です。