ショールームに行こう システムバス編

編集部
“ショールームに行こう!”シリーズも4回目。今回で最終になります。
このページでご紹介したあるメーカーさんの話では、月平均のフリーのお客様の来場が倍近くになったと伺いました。稲垣さんのリポートのおかげということもあるのでしょうが、おそるべし「まるごと生活情報」!
稲 垣
自画自賛ですね(笑)。始めますよ。

TOTO(東陶機器) 長岡ショールーム

TOTOイメージTOTOマップ

『TOTO』のシステムバスのメインテーマは“魔法ビン浴槽”。実はこの使い慣れていたはずの魔法ビンという言葉は、電子ジャーや炊飯器、電気ポットの某メーカーの商標登録がされているそうで、TOTOとしても魔法ビンという言葉を使うにあたり、そのメーカーさんに許可をもらったそうです。でも一番主義主張が解りやすいですよね、“魔法ビン浴槽”。
ラインナップは上級グレードから「フローピア」と「バスピア」の2バージョン。デザインはいたってシンプル。けれど決して安っぽくは見えないのがTOTOの伝統でしょうか(正直、カタログだけだと高級感は感じませんが、実物を見ると考えは変わります)。
 浴槽をはじめ、浴室全体の断熱性を高めることで省エネに一役買い、ひいては地球環境にも配慮しているとのこと。
こういった小さなことからでも、それがやがて大きな力になるという発想はすごく共感できます。浴室断熱性を高めるほかに、発汗浴なるスチームミストを利用した入浴の提案もあります。
女性は低体温の方が多く、汗をかきづらいのだそうです。
そこで、短時間で身体を温め、優しく汗をかき、身体の中からキレイになろうという“発汗生活”と名づけられた提案。
女性で冷え性を改善されたい方、家で健康的に汗をかきたい方にお薦めです。

ここがポイント!
浴槽洗浄システム/毎日の浴槽のお掃除がスイッチひとつでOK。ランニングコストも自動洗浄のほうが安いかもしれません。
浴槽水中照明/浴槽側面の照明から光が差し込み、水の色が変化しているような幻想的な雰囲気を演出してくれます。

サンウェーブ工業 長岡ショールーム

サンウエーブサンウエーブマップ

『サンウェーブ』のシステムバス・シリーズは、「サンリフレBRワイド」と「BRファンタジア」。断熱性などは他社と同様に力が入っていますが、同社のシステムバスの特徴は何といっても“かど丸仕上げ”。
要するに壁の四隅を丸くして汚れやカビの発生を抑え、もし汚れてしまってもお手入れが超簡単にできるように仕上げてあること。これは床や壁においても、お手入れのしやすさへの配慮は見られます。浴槽も他社の製品より表面が硬く、傷付きにくいので、湯あかや石鹸カスなどの汚れも付きにくくなっています。
 また、徹底したお手入れのしやすさと並んでサンウェーブの大きな特徴は浴室内の広さ。例えば1坪サイズのお風呂なら通常は内寸で1600mm角なんですが、それを50mm広い1650mmにしました。さらに壁の厚みを利用して、浴槽部分の長さは従来より140mmも広くなりました。
実際、50mmや140mmの広さの違いは想像以上に広く感じるもので、従来サイズの広さを身体で覚えている僕はかなりの違いを体感しました。
 システムバスにおいてはサンウェーブだけでなく各社とも特徴が見えにくいのが事実です。
でも僕個人の意見を言わせてもらうと、同社はキッチンでは他メーカーの追随を許さないくらいの考えつくされたオリジナルのアイデア満載だったのに対して、システムバスでは浴室の広さの違い以外はビジュアルまで含めて他社との違いが見えませんでした。
あの素晴しいキッチンを造り出せたサンウェーブなのに、お風呂においてはサンウェーブらしさが少し足りないかなと思いました。

INAX(イナックス) 長岡ショールーム

INAXINAXマップ

『INAX』のシステムバスラインナップは上級グレードから「プレシオ」、「ルキナ」。特筆すべきはすべてのグレードに標準装備されているサーモフロア。
浴室の不満第1位は“冷たさ”なんだそうです。冷たさは、足が接する部分、つまり足の裏から伝わってきてしまいます。
浴室暖房や床暖房という手もありますが、コストがかかってしまいますし、そもそも暖房と冷たさを感じにくい構造というのは趣旨が違う話です。
同社のサーモフロアは独自の断熱層を重ねた構造なので、床そのものが冷たさを感じにくいのです。「サーモフロアはいい。当社にも欲しい」と言っていた他メーカーの方がいらっしゃったくらいです。価格設定も比較的お求めやすく、例えば1坪サイズならプレシオが200万円くらいから、ルキナが60万円くらいからとなっています。
 実はINAXにはシステムバス以外でも見ていただきたいものがあります。水周りのパッケージ型提案「スウィートルーム」です。
一見、システムバスのようにも見えますが、INAXの責任施工により現場でタイルとか貼ったりする、いわゆる在来型の提案なのですが、これがとってもオシャレ。
若い方なら一目惚れしてしまうのではないでしょうか。
タイルの床&壁=汚れやすいというイメージは確かにありますが、現在の目地材は抗菌、防カビ加工がしてありますので、昔のイメージほどではありません。
他メーカーには似ているものさえもないスウィートルーム。ショールームの特等席に設置してありますから、ご来場の際はご覧いただきたいと思います。

今月の余談

もうすぐ丸2年が経ちますね。10月23日、新潟県中越地震のあの日から。
あの日を境に生活ががらりと変わり、未だにそれ以前の生活に戻れていない方も実際にいらっしゃいます。私どものお客様にもいらっしゃいます。
実際、普通に生活をしていく上で2年前に大震災に見舞われたと感じることはほとんどなくなってきています。でも忘れちゃいけないんですよね。
多くの方に助けられ、僕らも生涯の中で一番よそ様のために動いた、働いたことを。最近になってまた小さな地震がありますが、もう僕の生きてる間には天災はご免だと祈るばかりです。
今もまだ以前の生活を取り戻せていない方々が、一日も早く安息の日常を取り戻せますように祈るばかりです。